ごあいさつ
ごあいさつ


福岡啓治

 福岡事務所を設立して、今年で21年目を迎えました。いろんな事件がありました。
 お互いに知らない数十人の相続人間における遺産分割、印紙(登録免許税)が1件で1000万円以上だった登記(都会では珍しくありません)、勝手に養子縁組させられ戸籍が無くなった事件、5社を同時にした会社合併・・・等など。
 現在、司法書士、行政書士の事務所として一番何が求められているのか。実務経験、実務処理能力もたいへん重要なことです。もちろん福岡事務所は数多い経験と、幅広い処理能力を身につけてきました。しかし、もっと重要なことは、依頼者が何を求めてどんな解決を願っているかを把握し、適切な対応を取ることだと考えます。福岡事務所では依頼者のこれらの要求に応えるため、弁護士や税理士などの他の有資格者、または司法書士や行政書士の同じ資格者に幅広いネットワークを持ち、最も適切な処理をしています。
 今後、今以上に複雑になる社会において、依頼者が求めるものも高度なものが増えていくであろうし、また依頼者自身が何を求めているか分からない程に絡み合った内容の相談も増えていくと考えられます。福岡事務所はより一層研鑽して、これらのニーズに応えることが出来る事務所でありたい、またそのことを通じて社会の中での存在意義を見出していきたいと思っております。

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